イベント会場を盛り上げるオリジナル幕、懸垂幕・横断幕とは?

懸垂幕・横断幕とは?オリジナル幕をつくろう!

懸垂幕・横断幕とは何かを知り、オリジナル幕をつくりましょう!

たかが懸垂幕・横断幕と軽くあしらう時代は終わった

セールやフェアを定期的に開催して客の来場者数をアップさせたり、イベントを開催して地域を盛り上げたりするのに、どうあっても必要になるのが、のぼりや懸垂幕・横断幕といった告知ツールです。

しかし残念なことに、これらのツールを十分に使いこなしていなかったり、「たかが懸垂幕や横断幕」と、軽くみたりしている経営者が多いようです。単にセールタイトルをデカデカと入れ、それに開催時期を告知しただけの横断幕などがあまりにも多いことに、ビックリさせられることもあります。

懸垂幕・横断幕とは、そのような扱いで十分な効果を得ているのでしょうか。もしかして、既製品やサンプルのレイアウトをそのまま流用したり、「うちのセールにはなくてもいいものだけど」と思い込んでいたり~。存在意義や存在感そのものを否定的にみているのではないでしょうか。

懸垂幕や横断幕の存在意義は“そんなもの”ではない

店や施設の内外、イベントなどで、懸垂幕や横断幕をどのように使って表現するかで、客の入りは大きく違ってきます。費用対効果は非常に大きく、コストのかからない幕の利用だけで設置前と設置後の集客数は一目瞭然。

その効果に驚いて、とうとうオリジナル幕の制作にハマってしまった人もいるほど。現代はSNSばやりでどんなものでもツイッターやインスタグラムで拡散してしまう時代です。とくに経営者他店長、主宰者・責任者の方は、昔の懸垂幕・横断幕とは違った第2、第3の役割があることを認識しましょう。下記にその一例を示します。

使われ方に大変化!新しい懸垂幕・横断幕事情とは

●外壁・外回りだけではなく、最近では屋内展示にも懸垂幕や横断幕を掲げている例が増えてきた。

●店内ではセール名や期間の告知は小さくして、イラストレーターを起用した鮮やかで楽しい懸垂幕・横断幕が増えている。

●葛飾などのマンガの聖地では、スーパーが漫画家に依頼して、オリジナル幕をわざわざオーダーしている例もある。

●若いミセスや子どもに喜んでもらえれば、必然的にリピート率があがる。滞留時間も長くなるので客単価がそのぶん上がる。

●果物売り場に、フルーツの断ちきり画像を入れた大きな懸垂幕を掲げ、階下のフルーツパーラーの告知をしている。

●おもちゃ売り場では、横断幕をパノラマ画像のような迫力で使い、ヒーロー・ヒロインのアニメの1シーンを掲出していた。


セール会場でもイベント会場でも、新しいコミュニティツールとしての活用がすすんでいます。それは従来型の懸垂幕・横断幕とは完全に違うものです。

活用法自体が画期的だったり、幕に登場するものが文字ではなくマンガやアニメだったりと、奇想天外です。これまでの固定概念に縛られたツールではない姿がそこにあります。