懸垂幕・横断幕とは?オリジナル幕にどこまで期待できる?

懸垂幕・横断幕とは?オリジナル幕をつくろう!

懸垂幕・横断幕とは何かを知り、オリジナル幕をつくりましょう!

オリジナル幕の責任はどこまであるかを考える

オリジナル幕を作り馴れた人でも、「そもそもオリジナル幕や懸垂幕とは何か」と自問自答することがあると言います。むしろプロの道を極めれば極めるほどその疑問が大きくなって、その答えを導き出すためにワザを磨いたり、新たな方法を模索したりするものです。技術者や職人というのはそういうものではないでしょうか。

その疑問の先にあるのが、「オリジナル幕には、果たしてどこまで期待していいのか」という疑問だと思います。渾身の作を完成させても、それだけでお店に人がやってくるというものではない。イベント会場が想定外の盛り上がりをみせるというものでもない~。イベントの入りや店の集客、どんなふうに立て分けたらいいのでしょう。

懸垂幕・横断幕とは特徴を写し取る鏡のような存在

町中で何気なく見かける懸垂幕・横断幕とは、店やイベントの特徴を写し取る鏡のような存在でもあります。つまり中身にアイディアがないと小手先だけの表現で終わってしまいます。まず自店や自社がやろうとしていることに、他店・他社にはない特徴・魅力があるかを見直してみましょう。答えが見えてくるかもしれません。

●オリジナル幕の作成に力を注ぐのはいいが、肝心なのは店やイベントの中身。競合する企業や店の現状を知ることが大事。

●他社がやっていないこと、他店が出していないメニューやサービスを考えるときは、奇抜過ぎると客は付いてこない。

●ヒットしているサービス、行列ができる店からヒントをもらって、あとは2割~3割のオリジナルをプラスするとヒットしやすい。

●ウチの特徴はコレ、おすすめや目玉はコレという、明確な違いが出るまでアイディアをひねり出すようにする。

以上のようなことを心がけると、自然とオリジナル幕に描きたいことがハッキリします。店の出し物やイベントに特徴がないのに、幕のオリジナリティだけを極めようとするのは無駄な努力です。そうではなく、まず本業でアイディアを出し、その特徴を極めてシンプルに表現するのがオリジナル幕だと心得ておきましょう。

オリジナル幕が負う責任、イベントを企画した人の責任

先にお話ししたような点を見直していくと、オリジナル幕の出来が悪いからなのか。それとも店の出し物やイベントに原因があるのかが分ってきます。こうした見直しはスゴく単純なことですが、「効果がでない」、「懸垂幕・横断幕とは一体何なのだろう」と考え込んでしまっている人に限って、本筋を見誤っています。

本業の見直しをするより、オリジナル幕を見直したほうが楽だから?もしかして心のどこかにそんな思いは潜んでいませんか。見直しや改善に苦労するほど、その先の成功の果実は大きくなって熟れるものです。この機会に根本的な事柄から見直して、それをオリジナル幕に写し取っていきましょう。