オリジナル横断幕・懸垂幕の設置方法
横断幕や懸垂幕などのオリジナル幕は看板と同じ扱いのため、自治体の条例や国の法律によって設置条件が決められております。
設置許可が必要な自治体もありますので、必ず事前に確認を取りましょう。
また、屋内で設置する場合でもイベントの主催者の了承をもらう必要がある場合があります。こちらも主催者に確認をとっておきましょう。
最後に、横断幕や懸垂幕は大勢の目に入るものです。見た人が嫌な気持ちになるような言葉や写真・イラストは載せないことは大前提であると理解しましょう。
棒袋縫い加工の場合の設置方法
懸垂幕の上部のみ、または上下両方を袋状に加工してポールが通せるようにしたものを棒袋縫い加工と言います。
上部のみにポールを通す場合は、のれんのような風になびく形になります。
上下両方にポールを通す場合は、上下ともピンと張って固定できるので見やすい店頭用販促ツールとして掲示します。懸垂幕を店頭し設置した場合は、看板と同じくらいお店の印象を左右します。
ハトメ加工の場合の設置方法
ハトメ加工の場合はロープを使用して取り付けます。まずオリジナル幕にある穴にロープを通していき、それを設置場所と結びつけます。
もし設置場所は一面の壁で結べるところがない場合は「アイプレート」という金具を利用すればOKです。アイプレートはホームセンターなどに売っています。
他にも、屋内でよく活用されるテンションコードや吸盤を利用した取り付け方法があります。オリジナル幕の重さを測り、耐荷重を調べてから設置するようにしましょう。
オリジナル横断幕・懸垂幕の保管とお手入れ
横断幕・懸垂幕を保管する場合は、直射日光の当たらない風通しの良いところに保管してください。大切にお手入れして長く愛用しましょう。
ターポリン生地の保管とお手入れ
ターポリン生地の場合は、印字面を内側にして丸めて保管しましょう。
その際生地が濡れていたら水気をしっかりとってから丸めてください。
トロマット生地の保管とお手入れ
トロマット生地は印字面を内側にして四角く折りたたんで保管します。ターポリン生地よりも柔らかく扱いやすいのが特徴です。
長期間使用しない場合は印字面の間に紙など挟んでおくと色移りも防げます。
正しい保管方法とお手入れでオリジナル幕が長持ち
今回ご紹介したお手入れ方法・保管方法を実践し、大切なオリジナル幕をいつまでも綺麗に使いましょう。どうしても経年劣化が目立つ場合は、思い切ってデザインを一新し、新しく注文することをオススメします。お店の顔であるオリジナル幕、いつでもピカピカを保ちたいですね。